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「今、上場を目指すべき?」を客観的に診断する|UNICHECKのすすめ

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「今、上場を目指すべき?」を客観的に診断する|UNICHECKのすすめ
「今こそ上場を目指すタイミングかも?」
「このまま上場準備を開始して大丈夫かな?」
スタートアップ経営者の皆さん、こんな疑問を抱えていませんか?
会社の信頼度が増す、採用がしやすくなるなど、上場したいと考える理由は様々ですが、上場準備を開始するという大きな決断を下す前に、自社の現状を客観的に把握することも重要です。
しかし、この客観的な把握は専門知識が必要な上に、社内からではなかなか難しいものです。
今回は、IPO準備の専門家として数多くの企業を支援してきた経験から、「UNICHECK(ユニチェック)」という診断サービスについて詳しく解説します。
納得感をもって上場準備を開始したい、適切な上場準備のスケジュールを設定したい、そんな経営者の方々にぜひ活用していただきたいサービスです。
\私が解説します!/

上場プロジェクト始動前に確認すべきこと
上場を検討し始めた企業によくある悩みとして、以下のようなものがあります:
- 上場準備に向けた課題の全体像が見えていない
- 何から着手すべきか優先順位が分からない
- このまま準備を始めていいのか不安がある
- 上場までの適切なスケジュールが立てられない
これらの悩みは、自社の現状を客観的な視点で把握することで解決します。
UniforceではUNICHECK(ユニチェック)というクイックレビューサービスを通して、上場プロジェクト始動前に確認するべき【自社の現状】を徹底的に診断しています。

自社の現状を見極めるUNICHECK(ユニチェック)とは?
UNICHECKは、IPO準備の専門家がヒアリングを通じて、その会社の現状を診断し、上場に向けた課題の全体像と具体的なロードマップを提示するサービスです。
UNICHECKで得られる3つの価値
- 現状の正確な把握
自社の管理体制や経営状況を客観的に評価できます。 - 課題の全体像の理解
上場準備に必要な対策と、その優先順位が明確になります。 - 適切な意思決定の材料
「今、上場を目指すべきか」という判断に必要な客観的データが得られます。
UNICHECKの診断プロセス
STEP 1: セルフチェック(1週間程度)
まずはUniforceが開発運営する「IPO準備クラウド」上で、200項目のチェックリストに回答していただきます。
同時に以下のような基礎資料もご共有いただきます。
- 直近の決算書
- 予算資料
- 組織図
- 定款 など
200項目と聞くと大変そうですが、多くの会社が1〜2日でセルフチェックを完了しています。
各設問は「⚪︎、△、x、該当なし」を選んで進んでいただけるようになっています。
詳細なコメントも記載できるので、より精度の高い診断に役立ちます。

STEP 2: 専門家によるヒアリング
3〜4回に分けて、IPO準備の専門家が直接ヒアリングを実施します。
これは単なる質疑応答ではありません。
以下のような実践的なディスカッションを行います:
- 現状の課題について深掘り
- 優先順位の整理
- 具体的な改善策の検討
1回あたり数時間のヒアリング中では「これはかなり重い課題ですね」「これは対応不要です」など、その場である程度の判断や解決策もお話しつつ進めていきます。
疑問や不安をご相談いただいても構いません。他社事例等も含めて、参考になる情報を共有します。
STEP 3: レポート作成・報告会
ヒアリング結果をもとに、100ページに及ぶ報告書を作成します。
報告書には以下の内容が含まれます:
- 現状の管理体制の評価(点数化)
- IPO準備に向けた課題一覧
- 優先順位と推奨スケジュール
- 具体的な改善提案
報告書の内容はすべて、セルフチェックでも利用した上場準備タスク管理ツール「IPO準備クラウド」に転記されるため、その後の課題管理にも活用できます。

UNICHECKを活用してほしい企業は?
特におすすめしたい企業
- 上場を検討し始めた企業
「今、上場を目指すべきか」を合理的に判断したい方に最適です。 - 上場準備の全体像を把握したい企業
何から着手すべきか、どんな課題があるのかを明確にしたい企業におすすめです。 - 適切なスケジュールを立てたい企業
自社の状況に合わせた現実的なスケジュールを策定したい方に有効です。
上場の再考を勧めるケースも
UniforceはIPO準備を支援しているものの、全ての会社に対して「いますぐ最短スケジュールで頑張りましょう!」と背中を押すわけではありません。
UNICHECKを通じて、例えば、役員や関係会社との取引整理に数年はかかりそうな場合などは、現時点での上場プロジェクト始動について、再考を勧めるケースもあります。
「上場を目指さない」を決断することも、場合によっては正しい選択であり、そのための判断材料を提供するのがUNICHECKの役割であるとも考えています。
もちろん、管理体制の見直し・立て直しについては、全力でサポートさせていただきます。
よくある質問にお答えします!
Q: UNICHECKの点数が低くても上場準備は進められますか?
現時点の点数はそれほど重要ではありません。
大切なのは、現在地点と目標地点を正しく認識すること。
あとは、覚悟とかやる気とか、マインドセットのようなものが意外と大事だったりします。
これらがあれば、ほとんどの企業が3-4年程度で必要な管理体制の水準に到達できています。
とても抽象的な表現ですが、アドバイスを真っ直ぐに受け止めていただけるような会社は、きっと上場準備を進めていけるでしょう!
Q: UNICHECKは経営者以外が対応しても大丈夫ですか?
実施は可能ですが、その後の全体把握や意思決定を考えると、経営者または経営幹部の参加を強くお勧めします。
Q: 報告書はどのように活用すればいいですか?
レビュー報告会で指摘した課題を「IPO準備クラウド」に登録し、優先順位をつけて管理・対応することが可能です。
「すべての課題をクリアする」というある種のゲーム感覚で進めていただけるので、「IPO準備クラウド」の活用は効果的です。
納得感のある上場準備のスタートを
UNICHECKは、上場プロジェクトを始動する前の「予習」として最適なサービスです。
自社の現状と課題の全体像を正確に把握することで、納得感をもって上場準備を開始できます。
間違ったスタートダッシュを切らないために、まずは現状を正しく把握することが重要です。
今が上場を目指すタイミングなのか、その判断に必要な客観的な視点を、UNICHECKで手に入れてみませんか?
