Uniforceのインフラ担当のニシです。

この記事を書いている頃は、アイスにきな粉を混ぜて食べることにハマっています(甘い飲み物、食べ物、好き🤤)。

今回はError loading V8 startup snapshot fileでVSCodeが開けなくなったときのお話です。

きっかけ

ある日、いつも通りにVSCodeを起動しようと思ったところ、VSCodeが起動しませんでした。

エラーも表示されず、どのようになっているのかさっぱり分からない状態でした。

どうすればよいか途方に暮れていたところ、VSCodeはCLIでも起動できることを思い出し、試しに実行してみたところ次のようなエラー返ってきました。

❯ code
[1118/214531.906:FATAL:v8_initializer.cc(630)] Error loading V8 startup snapshot file

どうやら初期化中に起動用のスナップショットファイルが読み込めずにエラーになっているようでした。

解決

“ Error loading V8 startup snapshot file”で調べたところVSCodeのリポジトリにIssueが立っていました。

Error loading V8 startup snapshot file #183314

コメントを見てみるとアプリケーションを再インストールする方法とVSCodeフォルダ(C:\Users\XXX\AppData\Local\Programs\Microsoft VS Code)にある”_”フォルダの中身をVSCodeフォルダにコピーする方法があるようでした。

アプリケーションを再インストールするのは嫌だったのでVSCodeフォルダの中身を確認してみたところ”_”フォルダが作成されていました。

“_”フォルダの中身を確認してみると、snapshotという名前が付いたファイルなどが確認できました。

IssueのコメントにあったとおりVSCodeフォルダにコピーしてVSCodeを起動してみると、、、立ち上がりました🎉

まとめ

今回はVSCodeのError loading V8 startup snapshot fileエラーのお話でした。

最初はエラーも何も表示されないためどのように解決すれば良いかわかりませんでしたが、CLIではエラー内容を確認できたため解決することができました。

Issueのコメントを眺めていると、VSCodeの更新中にPCをシャットダウンしたり、タスクマネージャーでcode.exeを強制終了したりすると発生するエラーのようです。

思い返してみれば、私のケースでもVSCodeの更新とPCのアップデートが重なっていたような気がします。

本日の記事はここまでとなります。

稀有なエラーだとは思いますが、どなたかの役に立てれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました🙌